【男はつらいよ】寅次郎の3つのポイント!(甥・セリフ・聖地)
映画「男はつらいよ」は人生の映画。幸せになる映画。
人生に悩んでいる54歳が観ると自分人生このままでいいんだろうか?と思えます。
2019年に公開される新作「男はつらいよ」の紹介を交えながら3つのポイント甥・セリフ・聖地について紹介します。
- 寅次郎の甥・満男の役割
- 寅次郎の心に響くセリフ
- 映画の聖地・柴又帝釈天
- 「くるまや」の存在
- 寅さん記念館と山田洋次ミュージアム
男はつらいよ 寅さんの甥、満男
ポイント1つ目は、寅次郎の甥が映画の中で重要な位置にいることです。
映画「男はつらいよ」は、昭和44年「男はつらいよ」でスタートして平成9年の「寅次郎 ハイビスカスの花 特別篇」まで全部で49作で山田洋次が原作・監督(1部作品除く)。
第1作目に主人公、寅次郎の妹、諏訪さくら(倍賞美津子)に子供が誕生しています。
その子供が、寅次郎の甥っ子にあたる満男です。
その満男は第43作目の「男はつらいよ ぼくの伯父さん」から映画「男はつらいよ」のストーリーの中心になります。
それは、主役の車寅次郎役の渥美清の体調が優れなくなってきているからでした。
その後満男は第48作「男はつらいよ寅次郎紅の花」まで出演が増えたのでした。
その満男役を演じていたのが、あの吉岡秀隆。
この辺りの詳しい話は【男はつらいよ】寅さんの満男役の1つの真実!大学はどこ?結婚はしたの?の記事に書いています。
男はつらいよ 寅さんのセリフ
ポイント2つ目は、寅次郎のセリフが映画の中で重要です。
車寅次郎は、無学だが口が達者でお調子者
感情が顔にすぐ出るが、優しい性格で人情に厚い
こんな設定の車寅次郎が映画の中で発するセリフが、人生の教訓や励ましとしてボクたちの心を震わせています。
「男はつらいよ」が時代と年齢を超えて愛されているのも、車寅次郎が発するセリフがメッセージとして捉えられているのですね。
寅次郎のセリフを1つ紹介します。
第39作「男はつらいよ 寅次郎物語」では、甥の満男が
「人間は何のために生きているのかな?」と寅次郎に質問しています。
寅次郎はこう答えました。
「あぁ生まれてきて よかったな、って思うことが何べんかあるじゃない。そのために人間、いきてんじゃねのか。」
誰もが忙しい日本の中で、もがき苦しんでいるボクたちの心の奥深くに響く言葉じゃないですか?
寅次郎が経験してきた人生の中で「生きてきてよかった」と目の当たりにしている様子が伺えます。
映画「男はつらいよ」の中には、こんな車寅次郎の心の響くセリフが満載です。
心に響く寅さんのセリフをのことは、男はつらいよ!寅さんのセリフで悩み解決!主題歌幻の4番の歌詞が?に詳しく書いてあります。
「男はつらいよ」寅さんの聖地
ポイント3つ目は、映画「男はつらいよ」の舞台が重要です。
「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。
姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します」
(※因みに「フーテン」というのは、定職がなく街をブラブラ歩いていることの意味です)
寅次郎が生まれて育ったのが、東京都葛飾区柴又です。
「男はつらいよ」は下町のイメージだから、浅草じゃないかと勘違いしている事があるので地図を載せます。
浅草は台東区で葛飾柴又は葛飾区です。葛飾区は東京都と千葉県との間の場所です。
映画「男はつらいよ」も東京都葛飾区柴又で撮影されています。
寅次郎が生まれ育ったのは映画の舞台であるお団子屋の「くるまや」で、東京都葛飾区柴又の柴又帝釈天の参道にあります。
そして、「くるまや」がある場所の近くに、「寅さん記念館」と「山田洋次ミュージアム」もあるんです。
「男はつらいよ」ファンにとっては、聖地と言ってもいい場所ですよね。
映画で別れのシーンの多かった、京成電鉄金町線の柴又駅。
寅次郎とタコ社長がいつも喧嘩をしていたり、「男はつらいよ」のメイン舞台のお団子屋
「くるまや」。
寅次郎が頭が上がらない御前様が住職の 「 柴又帝釈天」。
「男はつらいよ」を語る上で重要な場所が集まっているんです。
その「男はつらいよ 聖地」が詳しく分かる記事は、【男はつらいよ】ロケ地の柴又帝釈天と2つの聖地の紹介!寅さんに会える!に書いてあります。
まとめ
久しぶりに新作が発表される「男はつらいよ」の重要な3つのポイントについて解説しました。
- 甥
- セリフ
- 聖地
映画「男はつらいよ」を観ると、寅次郎の人を思いやる人情を感じて、何故だか心が少しだけ温かくなった気がします。
そして、あなたも「また仕事を頑張るか!」と元気になりますよ。
また仕事を頑張るか!