インドカレー店の謎!どうしてインド・ネパールカレー店?
インドカレーはショーガが入っていて、日本のカレーとはちょっと違う。そこがチョー美味しい。
最近の日本ではインドカレー店がなぜか多いんだよね。
今回はインドカレー店にどうして「インド・ネパールカレー」って書いてあるのかの謎を解明する!
- インドカレー店の謎!どうしてインド・ネパールカレー店?
- 「インド・ネパールカレー」の謎がわかった!
- インドカレー店がどうしてインド・ネパールカレー店か?まとめ
インドカレー店の謎!どうしてインド・ネパールカレー店?
知ってった?
カレーの本場のインドには、カレーって名前の食べ物はないらしいんだ。
じゃあカレーってどこの国の料理なんだ?って疑問?になるけど、この際そんなことはどーでもいい。
イギリス人が、インドからインド料理を本国に持ち帰ったときに、インドの料理をして区別するために、「カレー」って呼んだらしいけど、この際そんなことはどーでもいいんだ。
それよりも・・・
日本のインドカレー店は、よく看板を見ると「インド・ネパールカレー」って書いてあるしね。たまに「インド・スリランカ料理」って書いてもある。
「インドカレー」だけのレストランが、ほとんどないことの方が問題!!
ほら!看板を見ると「インド・ネパールカレー」って書いてあるでしょ!
「インド・ネパールカレー」の謎がわかった!
どうして、「インドカレー」じゃなくて「インド・ネパールカレー」って書いてあるかっていうと、ネパール人やスリランカ人がカレー店を経営しているから。
「ネパールカレー」や「スリランカカレー」よりも日本でよく知られている「インドカレー」の方が日本人ウケがいいよね。
そうだよね。「ネパールカレー?「スリランカカレー?」どんなカレーかよ?て思って、結局「インドカレー」のお店に入っちゃうよね。
えっ?いつも行くカレー店の陽気で明るい店員さんたちは、インドの人じゃなくてネパールの人だってことなの?
インドカレー店の店員さんだから、普通にインドの人だと思っていたよ。
インドの人はいないの?
「インド・ネパールカレー」の謎が解明!
引き金なったのは、日本で起きたエスニック料理ブーム!
このエスニック料理ブームのときに、次々にカレー店がオープンしてたね。
ネパール人が日本での一攫千金を夢見て、次々に日本にやって来たね。
日本でカレー店をオープンさせるにはビザが必要だけど、手続きを代行するブローカーが動いたらしいんだ。
日本に行きたいネパールの人は、そのブローカーに手数料を払ってビザの申請を頼むんだ。
日本に入国するには、10年以上の料理修行をしていれば日本で働けるようになっているから、ネパールの人はビザなしで入ることができる、インドのカレー店で働くんだよ。
じゃあ、カレー本場のインドの人はどうして日本に来ないのかっていうと・・・
カレー本場のインドの人が、カレー店をオープンさせていない理由は、インドの身分制度「カースト制」が影響しているんだって。
日本に来るためにはパスポートが必要だけど、パスポートを持てるのはカースト制で上の位の人たちにしかパスポートは発行されないんだよ。
そもそもインドで上の位の人たちは、生活が安定しているから、日本でカレー店をやる必要がないから、日本のカレー店にインドの人がいない理由なんだって。
ボクら日本人にはインド人もネパール人も区別がつかないから、インドの人が作ってくれたインドカレーだと思って毎週土曜日のランチにカレーを食べてたよ。
ちなみに、日本のカレーでCoCo壱番屋のカレーは日本を代表するカレーだよね。上のカレーはCoCo壱番屋の野菜カレーにトンカツのトッピングで3辛。
日本のカレーはインドから入ったのではなくて、イギリスを経由して洋食として日本に入ってきたんだって。
だからインドカレーとは色や味が少し違うんだね。
日本のカレーにはトンカツみたいなフライ物のトッピングが合うけれど、インドカレーにはフライ物のトッピングはないもんね。
インドカレーにフライ物は合わないな・・・
インドカレー店がどうしてインド・ネパールカレー店か?まとめ
「インドカレー」じゃなくて「インド・ネパールカレー」が多い理由は?
- インドカレー店ではネパールの人がカレーを作っていた
- インドカレー店にはインド人はほとんどいない
- 「インドカレー」の方が日本人ウケがいい
- インドのカースト制が理由
「インド・ネパールカレー」って書いてある理由からインドの身分制度までの事情がわかった。