【科捜研の男】パクリじゃない!漫画が原作で脚本家の秘密!
これってパクリ?炎上商法?って年末の日本中で噂になっているのは、フジテレビが2019年1月から始まった月9ドラマ「トレース~科捜研の男~」です。「科捜研の男」やばそうですよね?あなたもそう思いましたよね?
「男」と「女」を変えただけじゃん!って思いました!
他局の「科捜研の女」のパクりなのでしょうか?パクりだとしたら、後から訴えられて放送中止に発展するかも!今のうちに「トレース~科捜研の男~」の原作が漫画との噂があるので、原作と脚本は誰が担当したのかを追求しちゃいます!
■トレース〜科捜研の男〜のあらすじ
主人公の真野礼二の過去に家族が、被害に遭った事件がきっかけで、警視庁科学捜査研究所の法医科の研究員(科捜研の男)となって、鑑定結果の事実を第一とする信条としている。
主人公の真野礼二自身が、納得するまで徹底的に調査するので警察と衝突するが、被害者の残念な想いを晴らすために真野礼二が奮励するドラマ。
主演の錦戸亮は、月9ドラマには7年半前に「全開ガール」で定食屋のシェフとしての出演経験があるが「トレース〜科捜研の男〜」が月9ドラマ初主演作品です。
錦戸亮は「いろんな世代の方がシンプルに楽しめるドラマになるよう、一生懸命頑張ります」と初主演作品への熱い思いを語っていました。
- 主演…錦戸亮(真野礼二役:科捜研の研究員)
- 共演…新木優子(沢口ノンナ役:新人科捜研の研究員)
- 船越英一郎(虎丸良平役:ベテラン刑事)
- 小雪(海塚律子役:科捜研法医課長)
「トレース〜科捜研の男〜」の出演者の関係を表しています。刑事の虎丸良平は真野礼二を良く思っていないので、科捜研と警察の駆け引きがこのドラマの見所の1つになりそう。
■原作について
今回の「トレース~科捜研の男~」は、漫画が原作です。その漫画は月刊コミックゼノンで2016年3月号より連載中の「トレース 科捜研法医研究員の追想」、原作者は古賀慶です。
実は原作者の古賀慶は、科学捜査研究所(科捜研)の研究員の経歴があります。
原作者は本物の科捜研の男だったのです!
科捜研の男(研究員)の時には「犯人を捕まえたい!」「真実を明らかにしたい!」というひたむきな気持ちで鑑定を行っていて、科捜研の研究員の経験から、研究室の背景や、鑑識に使っている備品などが現実味を帯びて、描かれているのが持ち味の漫画です。
原作者について
原作者の古賀慶は、第8回コミックゼノン漫画大賞」にて「食人鬼」で準入選し審査員特別賞を受賞しました。
その後、2015年2月号の「月刊コミックゼノン」で「イノセンス~法医研究員の微熱~」でデビューを果たして、現在は「月刊コミックゼノン」で「トレース〜科捜研の男〜」の原作の「トレース 科捜研法医研究員の追想」を連載中です。
原作者の古賀慶が漫画家になったのは、小学生の時に友人宅の週刊少年ジャンプに出会った事で、漫画家に憧れて活動を始めています。
漫画は自己満足ではなく、読者のために漫画を描くとの意識で現在は執筆をしています。
古賀慶自身のtwitterで「トレース〜科捜研の男〜」をアピールしていました。
「トレース〜科捜研の男〜」の面白さ
「トレース〜科捜研の男〜」には、研究員の気持ちの複雑さを描いていると、原作者の古賀慶は語っています。
科捜研は警察組織の一部であり、犯罪の証拠品を私情を入れずに客観的に鑑定する必要があります。
しかし、心の底から犯罪を憎み被害者が救われることを願っているので、被害者寄りの鑑定結果にならないように、公平に鑑定を行う必要があります。
そんな研究員の内面的な駆け引きが「トレース〜科捜研の男〜」で表現されている。
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■脚本は人気のあの人
「トレース〜科捜研の男〜」の脚本は脚本家で有名な相沢友子です。
相沢友子の代表作は、次の作品。
- <TVドラマ代表作>
- <映画代表作>
どの作品も元歌手が書いた脚本だとは誰にも感じさせない結果です。
実は二刀流だった
相沢友子は脚本家としての知名度は非常に高く、歌手と女優の二刀流であったことはほとんど知られていません。
1991年3月19歳の時にホリプロに所属して、「Discolor days」で歌手デビューしアルバムも4枚発表しています。女優もやっていて、歌手兼女優として活動していました。
相沢友子の歌手時代を知っているファンが、歌手活動を行っていないので残念な想いをtwitterで発信していた。
も~脚本家一本でいくんですかね・・・も~歌わないのかな?? このアルバム、すんごい良かったんですけどねぇ~♪♪ https://t.co/nbAFNWqFQu #お誕生日 #相沢友子
— 池山鶴晋(鶴晋推命相談) (@kakushin_suimei) May 10, 2018
相沢友子の曲を今聴いても古さは感じないのですが、どうして歌手の道を断念したのでしょうね?
相沢友子は高校生から小説を書いていて、1999年に太宰治賞の最終候補作に作品がノミネートされたことがあります。
この太宰治賞のノミネートが、きっかけになってフリーになることを決めて、プロダクションとの契約を断ち切りフリーとなりました。その後は脚本家としての勉強をして、2000年に「世にも奇妙な物語:記憶リセット」が脚本のデビュー作品です。
相沢友子の女優活動は自分の脚本作品で、時々ゲストとして出演することがありますが、他の作品での女優としての出演は現在の所ありません。
太宰治賞ノミネートが相沢友子にとって人生の岐路になったようですね、過去、歌手か女優で迷っていた事を振り切って、脚本家としての新しい人生を自分自身で切り広げるて行った事は尊敬します。
■まとめ
漫画の原作者である古賀慶は、本物の科捜研の元研究員の経歴があるので、ドラマでの出来事にリアリティーがありそうですね。
そのあたりを他局の「科捜研の女」と「トレース〜科捜研の男〜」の違いを見比べるのも面白いですね。
脚本も売れっ子脚本家の相沢友子が書いているので、相沢友子風のドラマになっているのでしょうか?こちらも楽しみです。
そして月9ドラマ初主演の錦戸亮とサスペンスの帝王船越英一郎の駆け引きがとても楽しみなドラマに期待します。