神社の参拝方法!初詣【動画あり】鳥居から鈴まで作法9!
あなたは神社での参拝方法を知ってますか?
日頃は神社に参拝しなくても、新年になれば毎年初詣に神社へ出かけますね。
神社で鳥居を素通りしたり、鈴をガラガラっと大きな音を出して、自己流で参拝している人を見ると目を覆いたくなる様な場面があります。
神社の参拝方法を知らないので、知らず知らずのうちに自己流になってしまうことも多いと思います。現在では外国人も多く訪れる神社で、恥ずかしくないように綺麗にお参りしたいですね。
この神社参拝方法ドリルでは、神社の参拝方法を鳥居の通り方から鈴の鳴らし方など、参拝方法の基本を9つのポイントに分けてお伝えします。
来年の初詣から正しい参拝方法で、神社にお参りして神さまと親しくなりましょう!
お参り前の心がけ
神社は神さまの世界です。神社に出掛ける前に、参拝のために2つの準備を行ってから神社へ出掛けましょう。
神さまを知ること
神社でお参りするとき、あなたはその神社に祀られている神さまの事を知っていますか?
神さまの事を知らずに、お賽銭を入れて自分の願いだけをお願いしていませんか?
日本には沢山の神さまがいます。どの神さまも自分の事を知って欲しいと思っています。鳥居を通る前に事前にインターネットで調べないまでも、神社の入口付近に「御由緒書」が掲示されています。
「御由緒書」を読めば、どんな神さまが祀られているのかが分かります。参拝する前に神さまの事を知ってから、お参りするとあなたの気持ちもきっと改まります。
あなたが神さまのことをよく知っていると、神さまは嬉しく思ってもあなたの事を気に掛けてくれると思いますよ!願い事も叶うかも!
- 神社での参拝方法の基本1
- お参りする前に、お参りする神社の神さまのことを調べる!
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服装について
もしあなたが、改まった場所に出掛ける時は、服装は普段着は着ないですよね。
神社への参拝は神さまの世界にお邪魔することなのです。改まった場所に出掛けると同じ事です。神社への参拝の時には、できるだけ服装を普段着とは違うように心がけた方がいいでしょう。
旅先などでは軽装になりがちですが、襟付きのシャツや長ズボンに靴は用意しましょう。Tシャツ・短パン・サンダルで、神社に訪れない方がいいです。
服装が改まると参拝する時の気持ちも改まりますよね。神さまもあなたの服装と心を見ています。そんなあなたを神さまは快く神社に向かい入れてくれるでしょう。神さまもきっと楽しいのに違いないですよ。
- 神社での参拝方法の基本2
- 服装 普段着はNG!襟付きのシャツ、長ズボン、靴が最低ライン!
こちらもお勧め 参拝時間とお賽銭についてのお話
>>初詣で間違えた参拝方法が恥?神社の参拝時間とお賽銭の作法
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参拝方法
■鳥居の通り方
いよいよ参拝です。神社に到着すると始めに鳥居を通って神社に入ります。
鳥居は一般社会と神さまの世界との、境界を表していると言われています。
あなたよりも目上の方の家に訪問するように、一礼して鳥居を通りましょう。今から神さまの場所にお邪魔するという、敬意を払うための一礼です。
一礼するのだから、帽子を取るのは忘れないで下さい。また気候が許せばコートなどの上着も脱ぎたいです。(寒かったら上着は着ていてもOK)
鳥居を通る時は、鳥居の中央は避けて左側から鳥居の下を通って下さい。(例外もあります。伊勢神宮の内宮では右側を通ります)
初詣のように参拝客が多い時でも、省略せずに鳥居を通る時には、一礼を行って下さい。
鳥居を通って神さまの世界に入ります。気持ちがピリッと引き締まってとても神聖な気分で何だかワクワクしてきました!
- 神社での参拝方法の基本3
- 鳥居を通る前に、神さまに敬意を表して一礼する。
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■参道の歩き方
鳥居を通って参道を歩きます。
参道は神殿に向かう道です。参道は神さまが通るので道なので、あなたは参道の中央を空けて左側を歩いて下さい。
また参道の中央を横切る時は、軽く頭を下げて横切ったり、参道の中央で一礼して横切って下さい。
参道も神さまの場所なので、神さまへの敬意を表して下さい。
参道を歩く時に、足の裏からの玉砂利の感覚を感じながら歩くと気分も高ぶってきます。
- 神社での参拝方法の基本4
- 参道の中央は歩かず左側を歩く。
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■手と口を清めます
鳥居を通って拝殿に向かいますが、その前に手水舎(ちょうずしゃ・てみずや)で手と口を洗います。
本来は全身を水で清めるのが正しいのですが、手間がかかるので簡単にしています。
もし手水舎がなかったり、汚れていたら両手を擦り合わせて数回パンパンと音を立てて手を叩いて下さい。目に見えない汚れを落とす感じです。口も何度か息を吐けばオッケーです。
この手水舎で清める事をしない汚れた体では、神さまはあなたの事を気に掛けてくれませんよ!忘れずに手水舎で手と口を清めましょう。
●手水(ちょうず・てみずや)の作法
それでは手水には作法があるので詳しく解説します。
- あらかじめハンカチを用意する。
- 先ず一礼をする。
- 右手でひしゃくの柄を持ち水をすくって左手を洗う。
- 左手に持ち替えて右手を洗う。
- もう一度、右手で柄を持って左手に水をためて、その水で口をすすぐ。
- 口元を左手で隠して口の水を捨てる。
- もう一度左手を洗って、ひしゃくを両手で静かに立てて柄の部分を水で流しひしゃくを元の位置に戻す。
- ハンカチで口と手を拭いて一礼する。
この動画で詳しく見てみましょう。
口に含んだ水を出す時に、左手で口元を隠して水を出していました。そして次に使う人のために柄も洗っていました。細かい部分まで気を使う気持ちが必要ですね。
- 神社での参拝方法の基本5
- 手水舎で作法を守って手と口を清める。
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■拝殿での参り方
鳥居を通って参道を歩き、手水舎で手を口を清めました。そしていよいよ拝殿で拝礼です。
拝礼も作法があるので詳しく解説します。
- 神前についたら先ず一礼する。
- お賽銭を静かに入れる。
- 鈴を静かに鳴らす。
- 深く二礼する。
- 胸の前で手を合わせて二回手を叩く。
- 右手を元に戻してもう一度深い礼をする。
- 最後に小さく一礼してご神前を下がる。
この動画で詳しく解説しています。
神さまの前なのでとても緊張しますが、拝礼と拝礼後の一礼を忘れずに行いたいです。深く礼する時は手のひらが膝につく位で、角度は90度で神さまへの敬意を表しています。気を引き締めてして行いましょう。
初詣の際で参拝客が多い時でも、拝礼の作法に従ってお参りを行って下さい。
- 神社での参拝方法の基本6
- 拝礼の作法を守って神さまへ敬意を表して拝礼する。
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●鈴の鳴らし方
鈴は参拝するあなたが感情を抑えて落ち着かせて、はらい清める役割があります。また鈴を鳴らすことによって神さまが行動してくれる合図にもなるとも言われています。
鈴はカラカラと静かに上品な音で鳴らしたいです。決して乱暴にガラガラっと大きな音を出して鳴らさずに神さまに敬意を表して下さい。
- 神社での参拝方法の基本7
- 鈴は神様に敬意を表して静かに鳴らす。
●お賽銭について
賽銭の額は、あなたが神さまへ差し上げたい金額でオッケーです。
賽銭も神さまへのお供えなので、遠くから投げたりしないで近くまで行ってから丁寧に賽銭箱へ入れましょう。
初詣では参拝客が多いのでついつい遠くからお賽銭を投げてしまいますが、可能な限りお賽銭箱に近寄ってから、お賽銭を静かに丁寧に入れましょう。
- 神社での参拝方法の基本8
- 賽銭の額は自分で決めてお供え元として静かに賽銭箱へ入れる。
【 帰りの挨拶 】
拝殿でお参りが終わったら、参道を通って始めに通った鳥居に戻って来ます。
鳥居を通って、回れ右をして本殿の方を向きます。
そして神様に一礼して終りです。
神さまは最後まであなたの事を見ていますよ!神さまの世界にお邪魔したので、「ありがとうこざいました」という謙虚と感謝の気持ちで、最後の一礼をして下さい。
- 神社での参拝方法の基本9
- 帰る時は鳥居を通ってから謙虚と感謝の気持ちを忘れずに一礼する。
こちらもお勧め 参拝時間とお賽銭についてのお話
>>初詣で間違えた参拝方法が恥?神社の参拝時間とお賽銭の作法
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まとめ
神社での参拝方法の基本
- 1) お参りする前に、お参りする神社の神さまのことを調べる!
- 2) 服装 普段着はNG!襟付きのシャツ、長ズボン、靴が最低ライン!
- 3) 鳥居を通る前に、神さまに敬意を表して一礼する。
- 4) 参道の中央は歩かず左側を歩く。
- 5) 手水舎で作法を守って手と口を清める。
- 6) 拝礼の作法を守って神さまへ敬意を表して拝礼する。
- 7) 鈴は神様に敬意を表して静かに鳴らす。
- 8) 賽銭の額は自分で決めてお供え元として静かに賽銭箱へ入れる。
- 9) 帰る時は鳥居を通ってから謙虚と感謝の気持ちを忘れずに一礼する。
神社への参拝方法としては、何かのついでに行かずに、神様に会いに行くことを目的にしたほうが、神さまのお力を貸してもらえることに繋がるのかもしれません。
正しい神社の参拝方法であなたは神さまにひいきにしてくれるかも知れませんよ!来年の初詣からと言わずに、近所の神社で参拝しましょう!