考えてみよう!ロジカルシンキング【自分のアタマで考えよう:ちきりん】

マナブログで紹介していたちきりんの「自分のアタマで考えよう」を読みました。
ボクはサラリーマンを辞めたいと考え出した頃、多くのことを考えたのですが、1番に考えたのは収入、次に人生の目的、この2つを特に考えました。
サラリーマンを辞めたいと決めてからの約2年間、「収入」「人生の目的」この2つを考えてサラリーマンを辞めると結論を出したが、何をどうやって考えればいいのか?自己流で考えていました。
この記事では、自分のアタマでロジカルシンキングする方法がわかります。
考えてみよう!ロジカルシンキング【自分のアタマで考えよう:ちきりん】
始めに言っておきます。この本はかなりの良書なので、買うか買わないかを迷った人は絶対に買うべきです。
この本の関連書籍として「世界一やさしい問題解決の授業」「仮想思考 BCG流 問題発見・解決の発想法」がおすすめです。
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この本は「考える方法」が詳しくちきりんの言葉で書いてある本です。
ちきりんによると、一般的に「知識」と「思考」を勘違いしていることが多いらしいです。
ボクも過去、親か先生か上司だったのか覚えていないけど、「自分のアタマで考えなさい」と言われたことがありました。
でもこの本を読んで、自分のアタマを使って考える方法を誰からも教えられた経験がないことに気づいたのです。
だから、知っている事をアタマの中から引っ張り出して、「よし、考えた」と勘違いしていたようです。
知っている事をアタマの中から引っ張り出すことを「知識」というらしいです。
ちきりんによると「考える方法」としては・・・
- 良い部分 悪い部分 両方を検討比較する
- 楽観 悲観 両方を検討比較する
大きくこの2つを使うと考えられるようです。
そして「考える」時には「知識」を一旦脳の外に出します。
「考えて」から決めるときが大切
サラリーマンの会議とかで新しいプロジェクトが始まるときの会議で、「情報を集めて分析」をやりますよね。
でもその会議では結論を出す手順を決めていないので、いつまで経っても結論が出ずに次の会議でもその次の会議でも、「情報を集めて分析」を続けてしまいます。
「情報を集めて分析」して誰がどうやって結論を出すのかを決めてから、「情報を集めて分析」すると結論が出るとちきりんは言っています。
サラリーマン時代の会議でも「情報を集めろ」とは指示されるけど、結論を誰がいつ決めるのかは、会議では誰も言わないですよね。
ボクが思うに、決裁権のある上司が結論を決めるのが自然の流れなのでしょうが、上司は責任を取りたくないから、結論を出す前に会議が終了させてしまって何も決まらないムダ会議が1個出来上がってしまうんだよね。
「考える」と「決定する」と言う行為は根本から違うってこと。
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数字から「なぜ?」「だからなんなの?」と考える
「情報を集めて分析」には数字データが報告されるけど、その数字データをただ眺めているだけの会議に身に覚えがあります。
数字データを分析する教育を受けていない上司もいるから、会議の真似だけになってしまうんでしょうね。
数字のデータについては、「なぜ どうして?」「だからなんなの?」「次はなにかおこるの?」と考えることが数字データの使い方です。
「なぜ どうして?」と数字データの背景を考えます。
「だからなんなの?」は、この数字データから将来は何が起こるのかを考えて、対応方法を決めるのです。
- 1) 数字を元に将来を考えること。
- 2) 全ての可能性を考える
- 3) 反対の可能性
- 4) 図解する。
議題を細分化して、分解図を書けば、ほとんどの可能性を洗い出すことが出来るようになりますよね。
分解図はマインドマップ的に書いても良いのではないかと思いました。
「考える」時に「知識」も考える材料として自動的にアタマに浮かぶので、これは排除すべきですね。
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ボクも考えてサラリーマンを辞められた
ボクは自分の事を考える時間を作ることが出来たから、サラリーマンを辞めて今の自由な時間を持てることになったと思っています。
自分の事を考えるとはどういうことかと言うと、「男はつらいよ」の寅さんが旅先のバス停で3時間に1本来るか来ないかのバスを待っている時に、寅さんが1人で人生について考えていますよね。
それと同じです。ボクも、毎日のランニングをしながら、自分の人生について考える時間を持てたから、サラリーマンを辞めることができたんです。
通勤時間や休憩時間のアタマの中では、目の前の状況の対応だけを考えていて、過去の反省や将来への対応方法について考えていないですよね。
帰宅してもビールを飲んで寝落ちするだけで、1日で考える時間は皆無でしたね。
ランニング中に考えた
ボクにはランニングする習慣があって、音楽を聴かなくなったランニング中に色々考えることを思いついたのでした。
ランニング中ではたった1人で走っているので、アタマの中では多くののことを考えられる時間があります。
サラリーマン時代の朝礼でのスピーチのネタをランニング中に考えようと思ったことがきっかけでした。
ランニングしていると、次々にナイスなアイディアがアタマの中に浮かんで来るのです。
ランニングで考えるのは
- 今日のスケジュールを決める
- 週末の予定を決める
- 悩みの解決案を考える
- 質問の返答を考える
色々考えている。
毎日約1時間ランニングしているから、どんな悩みでも大抵は解決案がでてくるのです。
またランニング中ならではだと思うのが、ランニング中に考えていると、どんな悩みも解決してしまいます。
ネガティブな考えがなぜかアタマに現れずにポジティブなことしか思い浮かばないのです。
自分のアタマで自分のことしか考えていない、とっても良い時間だと思うんです。
もうランニングはやめられない!
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自分のアタマで考えよう:まとめ
ちきりんの自分のアタマで考えよう重要ポイント
- 1) 「なぜ どうして?」
- 2) 「だからなんなの?」
- 3) 「次はなにかおこるの?」
この3つをアタマの中に入れて、自分の事を考えましょう。
追伸
ランニング中に自分の事を考えるのはオススメです。
でもランニングする習慣がないあなたへランニングするきっかけをプレゼンとします。
▼ボクがあなたの代わりにランニングします。
