男はつらいよ!寅さんセリフで悩み解決!主題歌幻の4番の歌詞が?
「男はつらいよ」の「寅さん」を知っているかい?
多くの人は「男はつらいよ」の主人公・寅さんを知っていますが、初めて「寅さんワールド」に触れる人も多いでしょう。
寅さんのセリフは人生の教訓となるようにも聞こえてきます。
悩み多き、あなたの心に寅さんのセリフが人生の教訓として、また励ましとして響くことは間違いないでしょう。
「男はつらいよ」の主題歌は、寅さんを演じる渥美清本人が歌っています。
実は、主題歌は5番まであって、映画の冒頭では4番は歌われた事がないので、4番の歌詞が寅さんファンの間で噂になっているのです。
この記事では、寅さんのセリフで悩みが解決することと、主題歌4番の謎について解説しています。
寅さんのセリフでサラリーマンの悩み解決
寅さんが言います。
「おい青年!お前に悩みを俺に話してごらん。きっと解決してあげるから」
「男はつらいよ」の寅さんは、第1作から第48作まで26年間続き、寅さんの人生を作品の中で生きていました。
「人生にとって大切なものは何か?」を気づかせてくれるセリフが沢山あります。
寅さんのセリフひと言ひと言が心に「ぐさっ」と刺さります。
●サラリーマンの悩み:サービス残業の時
<寅さんのセリフ>
「お天道さまは、見ているぜ!」
自分の仕事を終えて先輩や同僚から頼まれて、断ることも出来ずにサービス残業でその仕事をやっている時、「この頼まれた仕事って上司から評価されるのか?」と思ったら、第11作 男はつらいよ 寅次郎忘れな草での寅さんのセリフを思い出して下さい。
寅さんが北海道の農場で仕事を手伝った時、農場で一生懸命に生活している人に感激します。柴又に帰って不平不満を言っている、おいちゃんとタコ社長に我慢できずに言ったセリフです。
毎日ツラい仕事を繰り返していて、一体何のためにこんな仕事をやっているんだと、考えていても、自分が信じた事を守り通せば、きっといつかはあなたが、あなたの事を思ってる通りの人生になることを寅さんが教えてくれるセリフです。
●サラリーマンの悩み:人生って何?
<寅さんのセリフ>
「ああ生まれてきて良かった、そう思うことが何べんかあるだろう。そのために生きてんじゃねえか」
忙しい毎日を送っていると、自分の今までの人生が何のための人生だったのか?
何のために自分は生まれて来たのかを疑問に思って悩んだときに第39作 男はつらいよ 寅次郎物語での寅さんのセリフを思い出して、生きてさえいるだけで「生まれてきてよかったなぁ」と思える日が来るでしょう。
●サラリーマンの悩み:休みたいけど仕事が・・・
<寅さんのセリフ>
「おい、お前が来ないと会社つぶれちゃうのか?」
第41作 男はつらいよ 寅次郎心の旅路で、心身ともに疲れ果てたサラリーマンに寅さんが疑問に思って掛けたセリフです。
あなたはもう会社に行きたくない!と思っても満員電車や渋滞を覚悟で出社していませんか?そうです、あなたが、いなくても会社は潰れなません。
自分の気持ちに正直になって行動をしても大丈夫です!!
今回は寅さんのセリフを3つ紹介いたしました。
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男はつらいよ!寅さん 主題歌幻の歌詞 4番
「男はつらいよ」の各作品でのオープニングの主題歌は2コーラス流れます。
1番と2番 1番と3番のように組み合わせて作品毎に使用していましたが、第4作「新・男はつらいよ」だけは1番と4番の組み合わせでした。
これを使ったのは山田洋次監督ではなくて、小林俊一監督でした。
「男はつらいよ」と言えば山田洋次監督の作品と有名ですが、特別編を含む全49作の内2作は、以下のように山田洋次監督以外の人がメガホンを取っていました。
- 第3作 男はつらいよ フーテンの寅 森崎東
- 第4作 新・男はつらいよ 小林俊一
「男はつらいよ」のオープニングで使用されている主題歌も監督によって印象を変えています。作品ごとに少しずつ渥美清の歌い方も違っているのがわかります。
小林俊一監督について
小林俊一監督はTVドラマ「男はつらいよ」の演出をして、同時に主題歌の制作にも携わっていました。
そして渥美清と山田洋次を引き合わしたのも小林俊一監督でした。言ってみれば「男はつらいよ」の生みの親です。
その小林俊一監督は1番と4番の組み合わせを第4作「新・男はつらいよ」に採用したのです。
小林俊一監督が採用した4番の歌詞には、忘れっぽい寅さんを題材の歌詞です。
サビで男の夢は絶対に忘れられないと歌っているので、小林俊一監督は寅さんはいつもフラフラしているけど、1本筋が通った考えを持っていることを表現したかったのでしょう。
映画「男はつらいよ」のおさらい
「男はつらいよ」は昭和44年から平成7年まで特別編1作を含む全49作まで、26年間に渡る作品が後悔されました。
人情味溢れる独特のキャラクターで国民的人気作品となった映画。
物語は、渥美清が演じる車寅次郎が、約20年ぶりに故郷の東京の葛飾柴又に帰ってきたところから始まります。
その後、葛飾柴又と寅次郎が旅に出た日本各地を舞台に、寅次郎が旅先で出会った”マドンナ”との恋愛ドラマを展開して、色々な騒動を起こす人情コメディーです。
毎回、同じ展開のストーリーなので、観ている方は物語の展開が想像出来ます。いつも同じ展開なのですが、何故か「飽きない」のです。
どうして飽きないのでしょう?
理由はたった1つだと思います。
それは寅さん役の渥美清が、観客の期待を裏切らない演技だからです。
寅さんのセリフが観客の心に届くのです。
寅さんの説教を聞きたがっているのだと言うことです。
映画「男はつらいよ」を観る上で重要なことは【男はつらいよ】寅次郎の3つのポイント!(甥・セリフ・聖地)で解説しています。
まとめ
- 悩みが解決する「男はつらいよ」寅さんのセリフ
- 「おてんとうさまは、見ているぜ!」
- 「ああ生まれてきて良かった、そう思うことが何べんかあるだろう。そのために生きてんじゃねえか」
- 「おい、お前が来ないと会社つぶれちゃうのか?」
- 主題歌4番の歌詞は第4作「新・男はつらいよ」で聞けられる
寅さんのセリフで辛いことがあっても乗り切れそうな気がします。
あなたも自分の夢を諦めないで、寅さんのように前だけを見ていきましょう。
「男はつらいよ」の主題歌の幻の4番の歌詞は、第4作「新・男はつらいよ」のオープニングで聞くことが出来る事が分かりました。
小林俊一監督の思いが込められている作品です。
コンプライアンスで規制されてしまう現代の映画の中にあっては、寅さんが見せるリズミカルな口上や下ネタと、歯に衣を着せないセリフ回しは、昭和の「文化遺産」と言っていいでしょう。
「男はつらいよ」を一度も観たことがない人は、ぜひ観て下さい。
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